【3つ思いついた】一部のヴィーガンが押し付けがましいのはなぜ?

ちぐはぐアクティブ・ラーナーの「凡さんす」(@academicocktail)です!

ヴィーガン(完全菜食主義者)の方々についてどう思いますか?

「命に優しい」「尊敬できる」

といった肯定的な意見もある一方で、

「宗教じみている」「偽善的だ」

などというネガティブな印象を抱いている方も少なくないと思います。

価値観の是非はさて置いたとしても、ヴィーガンの中には肉食をする人に菜食を押し付けてこようとする人だったり、あるいは物理的に攻撃してくる人もいることで、こうしたネガティブな印象は助長されます。

完全菜食主義者の肉屋襲撃が多発、政府に保護要請 仏

このような暴力事件は、もちろん被害を受けている肉食者の方々には迷惑であるだけでなく、ヴィーガンのイメージを悪くするという点において、どちらにとっても望ましい結果を生み出しません。

それにしても、動物愛護や環境保護のために肉を我慢している心優しいヴィーガンの方々が、なぜこのような攻撃的な行為に至ってしまうのでしょうか?

今回は、一部のヴィーガンが押し付けがましいor肉食者に対して攻撃的である理由を考察します。

前提:ヴィーガンとは

日本ベジタリアン協会の説明によれば、ヴィーガニズムとは次のように定義される考え方です。

ビーガニズム (Veganism) は、食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方であると定義することができる。

ビーガンは動物に苦みを与えることへの嫌悪から、動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)と卵・乳製品を食べず、また動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)を身につけたりしない人たち。

出典:ベジタリアンとは? | 日本ベジタリアン協会

動物性の食品を一切口にしないだけでなく、動物性の製品の使用すら行わない人々のことですね。

定義の確認が済んだところで、本題に移ります。

一部のヴィーガンが押し付けがましい理由(仮説)

ヴィーガニズムに基づいた行動を自分が取っている分には問題ないのですが、残念ながらヴィーガンの中には他人の肉食を否定したり、肉食者を物理的に攻撃してくる人もいます。

なぜ、このようなことが起きるのか、考えてみましょう。

なお、私はヴィーガンではないので、以下に挙げるのは部外者視点で立てた仮説になります。どのヴィーガンがどの思想を持って押し付けを行っているのかを正確に表したものではないため、その点ご了承ください。

仮説(1) 肉食者が殺人鬼に見えるから(倫理的動機)

仮説1つ目は、正義感です。ヴィーガンの方々から見れば、肉食をしたり動物製品を身にまとっている人は、殺人鬼のように見えるのではないでしょうか。

わかりやすくするため、話を殺人で置き換えてみましょう。

肉を屠殺して食べることに抵抗がない人でも、人を殺すことには怒りを覚える人が多いと思います。例えば、あなたの友人が「会社をクビになったから上司を殺してくる」と言ったら、止めませんか?その人が警察に捕まるからとかそういうことではなくて、単純に「殺人はするべきでない」という倫理観が働いて、友人を止めようとするのは十分ありうることだと思います。

ここで、ヴィーガンの方々は、豚を屠殺することと人間を殺すことの罪が同じであると考えているので、肉食をしている人を見たら止めたくなるのです。

仮説(2) 少数派でいるのがしんどいから(利己的動機)

2番目は、利己的な動機です。ヴィーガンとしての生活を送りやすくするために、ヴィーガニズムを社会に普及させる必要があるのではないかと考えられます。

実際、特に日本では、ヴィーガン生活を送るのは大変であるに違いありません。ヴィーガン向けのレストランはなかなかないので、動物性を避けようと思ったら自炊を続けなければなりませんし、食材を買うにしろいちいち原材料をチェックしなければなりません。

自分一人でするならまだしも、外食に誘われても「あ、ごめん、みんなと同じメニューが食べられない」という事態が発生するため、ヴィーガンにとってはなかなかに生きづらい世の中だと思います。

ここで、例えば日本の全人口の50%がヴィーガンであれば、当然その需要に合わせた商品が流通し、ヴィーガン向けのレストランが勢力を拡大します。そうなれば、大きな社会的コストを負うことなく、ヴィーガンを続けることができるでしょう。

このように、少数派としては、自分たちの価値観を広めて生きやすい世の中を作るのが合理的な行動なのです。

仮説(3) 押し付けているように見えるだけ(錯覚)

最後はちょっと変化球ですが、「実はヴィーガンが押し付けてきているように肉食者が勘違いしているだけ」という仮説です。

肉屋の襲撃などはさすがに押し付けであり攻撃です。しかし、例えば、ヴィーガニズムを広めようとしてSNSで発信したりイベントを開くことなどは、果たして押し付けであると言えますでしょうか?

例として、ヴィーガニズムの普及活動を行っているヴィーガン男子ダンテさんのツイートを少し見てみましょう(若干閲覧注意です。血が苦手な方は、1ページ分くらいシュッとスクロールしてください)。

これ、一見すると、肉を食べている人を糾弾して、菜食を押し付けているように見えますよね。

ですが、ダンテさんは少なくとも肉屋を襲撃していませんし、人の家に乗り込んで肉を取り上げたりもしていません。あくまで自分の考え方を伝えているだけであり、このツイートを見た人がどうするかの選択はもちろん受け手に委ねられています

実際、彼自身がこちらの動画でこのように語っています(12:06-)。

僕は一回も肉食をしている方をバカにしたことがなく、菜食をおしつけずに、ただ、「こういうライフスタイルもあるよ」と紹介しているだけです。

おわりに

今回は、「なぜ一部のヴィーガンが押し付けがましいのか」について考察してきました!

まとめると、

・肉食をしている人が、殺人鬼のように見える

・ヴィーガンが少ないと生きづらい

この2つの理由から、押し付けが発生する一方、

・押し付けられてないのに勝手に噛み付いている肉食者がいるのではないか

というのがこの記事の結論です。

価値観はそれぞれですので、他人に自分の正義を押し付けるのは良くありません。一方で、非ヴィーガンの方でも、「きっとこういう理由から押し付けてきてるんじゃないかな」と相手の心情に歩み寄ったり、また「冷静に考えたらこれは押し付けではないんじゃないか?」と疑ってみることによって、ヴィーガンとそうでない人の対立の激化を防ぐことができるはずです。

不当な押し付けや無意味な噛みつきがなくなって、肉を食べる人と食べない人が仲良くできる世の中になったらいいですね!


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