【ゼミ選びに悩む大学生へ】論文を書くゼミを選択するメリット

ちぐはぐアクティブ・ラーナーの「凡さんす」(@academicocktail)です!

全国の大学生は、そろそろゼミ選択の時期でしょうか?

もしかしたら、大学によってはもう選択を終えてしまっているのかもしれませんが、「終わってない!絶賛迷ってる!」という方にヒントになる記事を書きます。

具体的には、「3年生のうちから論文を書けるゼミに所属するのがオススメ」というお話です(2年生からゼミが始まる人は2年生から)。

実体験として、私の学科では2年生からゼミが始まるのですが、私自身は2年次、3年次ともに論文を書くゼミに所属していましたので、3年生が終了している時点で学術論文を2本仕上げることができました。

早い段階で学術論文を書く経験を積んでおいたことで、大小様々なメリットがありましたので、今回はその中からとくにわかりやすい3つを紹介したいと思います。

それでは、参りましょう〜♪

メリット(1):大学で何を学んでいるのかが話せる

まず、論文を一本以上仕上げる経験を積むことによって、「大学で何を学んでいるのか」を外で話すことができるようになります

例えば社会人の人との交流会だったり、一緒に何か仕事をする機会があったときに、自分の大学のことを話す場面があります。

そのとき、次のどちらの方が、周囲の人に「面白い学生だ」と感じてもらえるかという話です。

Aさん:◯◯大学で経済学を学んでいます。消費行動などの授業を多くとっています。

Bさん:◯◯大学で経済学を学んでいます。去年は、消費税率の上昇による消費行動の変化について論文を書きました。

Aさんは、授業をとっているだけであり、どれくらい消費行動に詳しくなったのかがわかりません。もしかしたらテストの点数がすごく良くて、知識も深いのかもしれませんが、なかなか大学のテストだけで、自分が有識であることを示すのは難しいでしょう。

一方で、Bさんは少なくとも学術論文を一本仕上げているので、あるテーマのこれまでの研究を一通り頭に入れた上で、今まで誰も知らなかったことを一つ発見しているということが保証されます。

このように、論文を一本仕上げておくことによって、学生とはいえ、そのテーマに関して多少なりとも専門性があることを証明できるのです。それによって、「自分が何を専門にやっている人間であり、どういう分野に関して面白い話ができるのか」を相手に明確に提示することができるのです(関連記事:【提案】人脈を広げたい大学生は、人に会うのをやめよ)。

メリット(2):書き手の視点が得られる

2つめは、端的に言えば、「書き手(情報発信者)の視点を獲得できる」という利点です。

これによって、メディア(ネット、新聞、テレビ、本、その他なんでも)が見せてくる情報を盲信しなくて済むようになります。

これは、「ゼミで論文を書くメリット」というよりは、より一般的に「学術論文を書くメリット」ですが、大学の早いうちから学術論文を書くことで、この利点を早いうちに享受できます。

もう少し、具体的に書きます。

学術論文を仕上げるにあたっては、自分の研究の意義をアピールしなければならないので、自分に都合の悪い事実がなるべく目立たないように書き方を工夫することが多いです(もちろん、嘘は書きませんし、事実を隠すわけでもありません)。これ自体はあまり褒められたことではないのですが、次に自分が情報を受け取るときに、「この発信者も似たようなことをしているのではないか」と疑うことができるようになるのは非常に大きな成長です。

実際、どんなにもっともらしい仮説を構築して、どんなにたくさんのデータを取ってきても、自分の提示した理論が綺麗に支持されることはあまりにも稀です。こうした葛藤を経験することによって、きれいな数字やグラフを見たときに、それを鵜呑みにしない癖がつきます。例えば、ネットで「お酒を飲むと◯◯のリスクが90%減少?!」のようなあまりにも都合のいい情報を見たときに、「何かしら見せ方を工夫している」とまず疑うことができるようになるのです。

メリット(3):他の授業の課題が楽になる

これはちょっとブラックな理由ですが、早いうちに学術論文を仕上げておくと、他の授業の課題がとても楽になります(笑)というのも、過去に書いた論文と似たようなテーマでレポートを仕上げることは非常に簡単だからです。

先ほども書きましたが、学術論文の執筆とは、「あるテーマに関して、これまでになされた研究を一通り理解して、まだ誰にも発見されていない事実を見つける、あるいは誰にも言われていない理論を構築する」プロセスです。そのため、論文を書き終わるまでには、必然的に、1つのテーマにそこそこ詳しくります。したがって、事実をまとめるだけのレポートであればリサーチなしでさらっと書き上げることができるようになりますし、自分の考え方を聞かれるような課題であっても、パッと頭にネタが浮かびます。

もちろん、毎回手を抜いていては自分の成長につながりませんが、「バイトやサークルが忙しくて本当に課題に使える時間がない」というときに、わざわざリサーチすることなく、自分の頭の中から材料を持ってきてサクッと課題を仕上げることができるのは、大学生活を送る上で非常に強い武器になります。

デメリットも・・・?:論文執筆はしんどすぎる!

ここまで論文を書くゼミに入るメリットをお伝えしてきましたが、最後にデメリットにも触れておきましょう♪

デメリットは単純でして、「学術論文を1本仕上げるのはあまりにもしんどい」という点です。時間的、精神的、肉体的負荷が尋常ではありません。

方向性もなかなか固まりませんし、やっと固まったとしても、途中で自分と似たようなことをやっている他の研究を見つけてしまったら、一からやり直しです。また、どんなに頑張って調査を行っても、自分の仮説が支持されるとは限りません(というか、ほとんどされません)。最初の数ヶ月はひたすらボツネタを量産する毎日です。

ということで、部活やサークルなど他のことで手が離せない人には、学術論文を書くゼミに所属することを手放しにオススメはできません。それでも、上述の通り学術論文を書く経験によって得られるメリットは大きいので、論文執筆に少しでも興味のある方には、とりあえず一度ゼミの先生に相談してみることを強くオススメします!

デメリットの解決策:共著する

上記の「時間的、精神的、肉体的負荷が高すぎる」というデメリットを軽減するために使える手段の1つは、「2人以上で論文を書けるゼミに入ること」です。

もちろん、誰かに任せっきりにするのはダメですが、2,3人で書くことによって、お互いが忙しい時期にカバーしあい、結果的に他の活動と両立しながら論文を仕上げることが容易になります。

関心のあるゼミで論文執筆を行なっている場合には、共著が認められているのかどうかも確認してみましょう〜!

おわりに:学術論文は財産になる

今回は、ゼミ選びに悩む大学生を想定読者に、主に「論文を書くゼミを選択するメリット」について書きました!

「大学で何を勉強してきたか話せる」という意識高い系な利点から、「課題が楽になる」という刹那主義的なメリットまで、早いうちに論文を書いておくことで得られるものは沢山あります。

もちろん、ゼミに参加するのが全てではなく、勝手に自分で書いてどこかの懸賞に応募するのでも構いません。とにかく、「2,3年生のうちに論文を書いておくと後々おいしいよ」というのがポイントです。とはいえ、やっぱりプロの大学教員についてもらって教えてもらえるゼミの形が、理想的ではあります。

自分の作品として残る論文も、執筆の過程で得られる能力も、大きな財産になります。とくに行きたいゼミがないという方は、とりあえず論文が書けるゼミという軸で選んでみると良いでしょう!


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