Twitter上喧嘩が起きる理由&喧嘩を防ぐ手段2つ

こういったことを感じている方や、

こういったことを考えている方に楽しんでいただける記事です。

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Twitterを見ていると、必ず誰かが喧嘩しています。いわゆるインフルエンサーやプロブロガーの方々をフォローしている場合はもちろん、平穏無事なTLで生活しようとしている方でも、リツイートや「誰々さんがいいねしました」の謎機能で目に入ってくるのが実情でしょう。

とりとめのないつぶやきが共感を呼び、ほどよいつながりを持てるTwitterは、不毛な喧嘩さえなくなればとてもいいツールになるはずです。

そうした状況に近づくにはどうすればいいかを考えるため、Twitter上で喧嘩が絶えない理由や、喧嘩を防ぐ手段について考えてみました!


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Twitter上で喧嘩が絶えない理由

Twitter上で喧嘩が絶えない理由ですが、

140字で建設的な議論は無理!!

これにつきます。

建設的な議論が行われるためには、「議論の範囲」や「言葉の定義」が明確である必要がありますが、140字で何か発言しようとすると、これらの”大事な補足情報”を省略しなければいけません。

例えば、「なんとなくでも留学に行きたい気持ちがある人は、とくに理由がなくても行くべし」という主張をするため、140字以内で作文してみます。

なんとなく留学に行きたいと思ってるけど、特に理由がないから行かないという人。理由がなくても行ってみたほうがいい。海外で体験したことは何かしら自分の成長になるはず。私は去年「カナダに住んでみたい」という動機だけでカナダに行ったが、日本とカナダの学生の違いに触れられたのは本当に貴重な体験だった。(138字)
いい感じに140字に収まっているように見えますが、これでは主張の表現としてあまりにも不十分です。
・「留学」って何?学位を取りに行くこと?語学留学も含むの?海外インターンでも同じロジックが使えそうな気がするけど、この場合含まれないの?
・そもそも主語は?学生?社会人も含む?
・自分の成長って何?
・海外体験が具体的にどういう風に自分の成長につながるの?

こういった曖昧な点が多く含まれているせいで、発言主の真意を誤解したリプライがわらわら飛んでくることになります。

140字では、主張・根拠・論拠・根拠を支える証拠を全て、言葉の定義を明確にした上で示すのは無理です。Twitter上で喧嘩が絶えないのは、ツイート主や反論者の頭が悪いのではなく、物理的な限界にあるということです。サッカーを30秒でやれと行っているのと同じです。

余談ですが、この「留学行くべし」論はこちらの記事に詳しく書いています。

目的がないから留学に行かない?:私の”無”留学体験記

Twitter上で喧嘩防ぐ手段

では、Twitter上で建設的な議論をするためには、少なくとも無益な喧嘩をしないためには、どうすれば良いのでしょうか?(Hagex氏の事件もありますし、ネット上の喧嘩は無益どころか有害でもありえますよね)

非常に難しいとは思いますが、ありうる解決策を何とかひねり出してみましょう。

方向性としては2つあります。

すなわち、

(1)140字以内で議論できるようになる

(2)字数制限を拡張する

のいずれかです。

それぞれに対応した手段を提示します。

手段(1)歌人になる

我々Twitter民が和歌を詠むくらいの言語能力を手に入れれば、140字以内で建設的な議論ができるようになります。

高校古典の教科書にも載っている、小式部内侍の和歌は有名ですよね。

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立―小式部内侍

(大江山を越えていく、その生野を通る丹後への道は遠すぎますので、まだ天橋立の地を踏んだこともありませんし、母からの手紙も見てはいません)

出典:金葉和歌集

簡単にこの和歌に至るまでのあらすじをまとめると、

小式部内侍は、若くして優れた和歌を詠むことで有名だったが、同じく名の知れた歌人であった母に代作してもらっているのではないかと噂も立っていた。

・母が遠方に出かけている時に、同じく歌人の藤原定頼が内侍に対し、「お母さんがいないと和歌を作ってもらえなくて困りますでしょう?」といってからかう。

・小式部内侍が上記の和歌を詠んで、母に頼らずに自分で瞬時に和歌を作れることを証明する。

・あまりにも和歌がうまかったので、定頼はそそくさ逃げ去ってしまう。

このように、掛詞を利用して31文字で自分の言いたいことを瞬時に言い表す程度の表現力、そしてその意味を一瞬で悟って降参する程度の理解力があれば、Twitter上で建設的に議論するのも無理はありません。

はちゃめちゃに難しいことにはまちがいありませんが、我々は平安貴族と違って、140字利用することができます。したがって、31/140=0.221で、小式部内侍や定頼のの0.221倍の戦闘力があれば可能です。がんばりましょう。

またまた余談ですが、「現代人が和歌を詠まない理由」についてはこちらで考察しています。

和歌を詠むのに自然は必要?:現代人が和歌を詠まない理由

手段(2)スクリーンショット

もう1つは、140字をの字数制限を拡張する方法で、こちらは歌人になるよりもずっと簡単。スクリーンショットスクショ)を利用すればいいのです。

実際、メモ帳やら何やらで長文を書いて、スクリーンショットを取り、画像データの形でツイートしている方がいますよね。何か言いたいことがある人、それに対して反論がある人、みんな1000文字くらい書いて画像でツイートすれば良いのです。

実際、先述の「留学行くべし」論は、字数制限なしであれば、以下のように書けます(加筆部分を太字で書いています)。

なんとなく留学に行きたいと思ってるけど、特に理由がないから行かないという人。とくに学生の人に言いたいことがある。理由がなくても、なんとなく行きたいという気持ちがあるなら、行ってみたほうがいい。1ヶ月程度の語学留学で何かが変わるかは私にはわからないが、半年~1年でも行けば得られるものがあるのは間違いない。海外で体験したことは何かしら自分の成長になるはずである。私は去年「カナダに住んでみたい」という動機だけで1年間交換留学に行ったが、現地の学生とじかに交わることで得られたものは大きかった。カナダの学生が3,4年生でもそこまで進路のことで焦らずにのびのびと勉強したり好きなことをしているのを目の当たりにし、日本の新卒一括採用のシステムの是非について考えていくきっかけがつかめたと思う。もっとも、私の個人的な体験に過ぎないので、目的なく留学に行ったためにお金と時間を無駄にしたという人もいるだろうが、日本にいては得られない価値観の変化や視野の広がりを経験できるという可能性については考えていただきたい。(431字)
これで、「主な発信対象が学生であること」、「『留学』とは何を指すのか」、「主にどんな自己成長があったのか」などが明らかになっています。そのうえ、主自身の「個人的な体験に過ぎない」という留保もつくことで、あくまで一意見であることも示すことができます。ここまで書いてスクリーンショットで貼れば、誤解を生み出す心配はありませんね!
※カナダの学生の話は友人から聞いた体験談をもとに書いています。あくまで作文のサンプルなので、内容の真偽については特に追求しないでいただけるとありがたいです。

結論

以上、喧嘩をなくす方法として、「歌人になる」か「スクリーンショット」の2つを提案しました!

…ですが、

歌人になる(歌人並みの表現力・理解力を習得する → 無理

Twitterでの意見表明は必ずスクリーンショットで長文 → なんか気持ち悪い

というのが正直なところではないでしょうか?(笑)

ってことで、「喧嘩を防ぐ現実的な手段はないから、Twitterでは議論しないほうがいい」という主張を本記事の結論としたいと思います(結局)。

おわりに

今回は、Twitter上で喧嘩がなくならない理由や、喧嘩をなくす方法について考えてみました!

本記事で一番伝えたかったのは、

140字では建設的な議論は無理

というメッセージです。

ですので、TL上で「ちょっとおかしいな〜」と思う意見を見かけても、スルーするか、どうしても見逃せないならそれこそ長文スクショか、あるいはnoteに書くなどしてリアクションしましょう。言葉足らずの主張に対して言葉足らずの反論を繰り返すことに意味はありません。

炎上商法の燃料にもなってしまいますしね。


最後までお読みいただきありがとうございました!記事の更新等はTwitterでお知らせしていますので、よろしければフォローお願いします!→ @academicocktail

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