【書評】『西洋の自死』を読んでリベラルの危険性を学びました

こんにちは!

「凡さんす」(@academicocktail)と申します。

今回は、次のような方にオススメの本を紹介したいと思います↓

・自分が「リベラル」だと思っている人

・「多様性」が絶対大事だと思っている人

・日本が移民を受け入れるべきか考えてみたい人

2分ほどで読み終わる記事ですので、よかったらお付き合いください。

著者の紹介・本の概要

『西洋の自死』は、イギリスの保守系ジャーナリスト、ダグラス・マレー氏の著作です。

本書は英国で10万部を超えるベストセラとなり、世界23ヶ国で翻訳されました。

本の概要ですが、ざっくりいうと、

西洋のリベラリズムが西洋の文化を自ら破滅に追い込みつつある

というメッセージが書かれています。

印象に残った部分

本書には、ヨーロッパ社会が、自分たちの価値観である「多様性」を追求し、移民に対し過度に寛容な態度を取り続けたあまり、自分たちの社会を破滅に追い込みつつあるという様子が描かれています。

2000年代を通じて、移民の集団による地元女性への性的暴行の問題は公然の秘密になっていた。それは誰もが口にしたがらないことだった。その件に触れることさえ、ひどく下劣で不快なものを感じさせたのだ。色黒の男たちが白人女性を陵辱する趣味を持つなどと臭わせることすらが、憎むべき人種差別主義から出た言葉のように感じられた。そのため、第一にそういうことがおきていると想像することさえもが、そして第二にそれを論議することが不可能に思われた。

出典:ダグラス・マレー (著), 中野 剛志 (解説), 町田 敦夫 (翻訳)『西洋の自死』東洋経済新報社, 2018年, pp.300-301

襲われた女性や少女の一部が犯人の人種を隠そうとするという興味深い問題も、ドイツに限られず見られた。なかでも目を引くのは、2016年1月にマンハイムで3人の移民にレイプされた24歳の女性のケースだ。彼女自身がトルコ系のハーフで、事件の当初は、犯人はドイツ人だと主張していた。ある左派系の若者たちの運動にも参加しているこの女性は後日、襲撃者の人種について嘘を言っていたことを認めた。理由は「激しい人種差別主義をかき立てたくなかった」からだった。

出典:同上、p.305

ヨーロッパの人々とは異なる価値観を持つ異教徒の人々を受け入れたことが、そのまま治安の悪化につながった。

しかも、「多様性」を重視するあまり、他文化から来た人々を悪くいうことが許されない。

このような二重の内容の縛りにより、西洋はそれまでに築き上げて来た自分たちの秩序や文化を崩壊させつつあるというのです。

感想

本書の解説者である中野剛志氏も書いていますが、日本人はこの本を「日本の自死」として読まなければならないと思います。

去年には入管法改正もあり、また、グローバル化の流れを考えると、今後も日本に住む外国人が増えることはあっても減ることはないでしょう。

そんなとき、日本社会の秩序や文化をどのように守っていくかというのが非常に重要な論点となるはずです。

まとめ

今回は、ダグラス・マレー氏の『西洋の自死』を書評しました!

「リベラル」が正しい価値観だと信じて疑っていない人(いっとき私もそうでした)にはぜひ一読していただきたい本です。


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