【お知らせ】ハンドルネームを変えました。

こんにちは!今回はご報告のような記事になります。

ちょっと思うところあって、ハンドルネームを変えることにしました。

ブログの方針に感じていた違和感

2018年2月にブログを開始してから、ずっと「学問の面白さを広めるためのブログです」という名目で運営していました。 最初はほんとうにそう思ってはじめましたし、今でもそれは目的の一部に含まれてはいるのですが、長い間このフレーズには違和感を覚えていました。 「学問の面白さを広める」こと自体にはあまりモチベーションを感じていなかったからです。

「学問の面白さを広めて、私はどうしたいのだろう?」

「私が広めたい学問とはなんだろう?」

「ブログを通して自分がやりたいことは何?」

このようなことをずっと考えていました。

そして、その結果とることに決めたアクションが、「ハンドルネームを変える」というものです。

今までは、「学問のカクテル」の中の人という位置付けでやっていこうと思っていたので、ハンドルネームについてはとくにこだわらず、bitwin’という10秒で考えた名前をなんとなく使い続けていました。 今日からは、私がブログを通して発信したい価値に由来する、新しいハンドルネームを用います。

新しいハンドルネームとその由来

新しいハンドルネームは、

凡さんす@ちぐはぐアクティブラーナー

です。「ぼんさんす」と読みます。 以下で、名前の由来を解説していきますね!

凡さんす

名前本体の「凡さんす」は、フランス語のbon sens(良識)から来ています。

これは、デカルト哲学の用語です。ちょっと長いのですが、次の引用部分をお読みください。

良識(bon sens)はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである。というのも、 だれも良識なら十分身に具わっていると思っているので、他のことでは何でも気難しい人たちでさえ、良識については、自分が今持っている以上を望まないのが普通だからだ。この点でみんなが思い違いをしているとは思えない。むしろ、それが立証しているのは、正しく判断し、真と偽を区別する能力、これこそ、本来良識とか理性と呼ばれているものだが、そういう能力がすべての人に生まれつき具わっていることだ。だから、わたしたちの意見が分かれるのは、ある人が他人よりも理性があるということによるのではなく、ただ、 わたしたちが思考を異なる道筋で導き、同一のことを考察してはいないことから生じるのである。というのも、よい精神を持っているだけでは十分でなく、大切なのは、それをよく用いることだからだ。

出典:デカルト著、谷川多佳子訳『方法序説』岩波文庫、2017年、pp.8

(下線は管理人)

人間の意見が対立するのは、どちらかがバカだからではなくて、頭の中にある前提が違ったり、物事を別の角度から見ているからではないか。

ですから、誰かと意見が対立した時に、「自分と相手の認識のどこが違うのか」また「自分が絶対正しいと信じていたけど、実は見落としている前提があるのではないか」などと疑うことによって、無益な言い争いを減らすことができるのではないかと思うのです。 この仮説が正しいかはわかりませんが、そう信じて行動することは無価値ではないと思います。

ということで、私は今後このブログを通して、「良識をよく用いて、自分の間違いを認めることを厭わず、常に対立意見に耳を傾けて、真理や共通理解に到達しようとする」姿勢を実践します。

そして、私のような取り柄のない至って平な人間がそれを実践することで、そのような「良識」を働かせる人間を増加させることを目指します。そうすることで、無意味な喧嘩や誹謗中傷を減らすのが私の望みです。

以上、「凡さんす」の由来でした。

ちぐはぐ

続いて、肩書き(?)である「ちぐはぐアクティブ・ラーナー」の意味を説明していきます。

まずは、「ちぐはぐ」から。

私がずっと悩んで来たことの1つに、「自分の人生を捧げたい」と思えるキーワードがないことがあります。 大学の友人を見ていると、「人身取引の解決がしたい!」とか、「日本の外国人労働者政策に関わり続けたい」といった具合に、すでに自分のテーマを決めて、目標に向かって一貫した日々を過ごしている人がいます。

翻って私はといえば、大まかに大学生活を振り返ると、

<大学1年生>

・議員インターンと軽音

<大学2・3年生>

・ディベート系のサークルに入り、幹部にまでなるも、大会に出ることなくやめる。

・ビジネス教育系の学生団体で中間管理職。1年でやめる。

<大学4年生>

・ブログで西洋哲学を発信し始める。

・意味もなくドイツ語の勉強を始める。

・国際協力NGOでインターンを始める(大学では、インターンで支援している場所と全く別の地域を研究している)

などなど、他にもいろいろあるのですが、とにかくこのように一貫性のない大学生活を送っており、結局「私はこれなら誰にも負けません!」と言える(もしくはそう言いたいと思える)分野は、今に至るまで見つかっていません。

そんなことについて悩んでいたある日、Twitterで相互フォローしてくださっているSatomiさんという方の次のツイートを見かけました。


私は誰かに笑われたわけではないのですが、「私の何歩も先を行ってらっしゃる方にも、同じことに悩んでいる人がいる」という事実に勇気付けられ、「ちぐはぐでいいんだ」と開き直ることにしました。

逆にいえば、私のようにやりたいことが見つからない人は星の数ほどいるはずですので、そうした方々が目標がないなりに満足する人生を送れる方法を模索していくつもりです。

アクティブ・ラーナー

一番大事なのがこの語句です。

一貫性のない人生を送っている私ですが、ずっと熱を持ち続けていることが1つだけありました。

それは、「学ぶこと」です。

ここでの「学ぶ」は結構広い意味に考えていて、

・情報をインプットし、

・それを自分の持っている価値観や他の知識と照らし合わせて解釈して、

・それを自分の言葉で誰かに伝達する。それによって、その誰かがまた学ぶ。

一連の流れを表しています。 私は、自分が新しいことを知ることも、知ったことについて自分の頭で考えることも、考えたことを誰かに発信することも、全部好きです。 ですので、この「学ぶこと」、lerningというものを、しばらくの間自分の生業にしたいと思います。

さて、この学ぶということに関してですが、現在、日本ではアクティブ・ラーニングという単語をよく耳にします。 アクティブラーニングとは何か。

教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

出典:用語集 | 文部科学省, 2018年9月20日最終閲覧

要するに、「教師が伝達してくる情報を受け身でインプットするのではなく、自分で学ぶ動機を持って、単なる物知りにとどまらず色んな意味で賢くなることを目指す教育の形」といえばいいでしょうか。

いま文部科学省や学校、先生方が、このアクティブ・ラーニングを推進するため、それぞれの持ち場で尽力なさっているようです。

ですが、私はここで、次のことを唱えたいと思います。

アクティブ・ラーニングは、文科省のものでも、学校のものでも、先生のものでもなく、学習者一人ひとりのものである。

当然、教育機関側によるアクティブ・ラーニングの推進を否定したいのではありません。

そうではなくて、

「アクティブ・ラーニングなんだから、最大の当事者は学習者であるはずであり、学習者一人ひとりがアクティブ・ラーニングを積極的に実践していかなくてはいけない」

それが、私の意図する問題提起です。

では、ここでいう「学習者」とは誰か。

この点については、「必要とされる知識・スキルが急速に変化する現代社会では、誰しもが何らかの形で自らアクティブ・ラーニングを行う必要がある」と考えています。

よって、一つひとつの記事についてはさておき、当ブログ全体としてのターゲットは、とくに限定しません。 さて、以上の背景に基づき、私が当ブログを通して行うのは次のことです。

自分自身が「能動的な学修」を行い、それによって「認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力」を高める。そして、そうして手に入れたアクティブ・ラーニングの価値・正しい形・ノウハウを、なるべく多くの人に発信する。

アクティブ・ラーニングの本来の主人公である学習者自身の意識に、アクティブ・ラーニングを浸透させることが、このブログの存在意義です。

今後の方針

と、大層なことをかきましたが、今後ブログで書くことは今までと変わりません。 単に、今までやっていたことの背景にあったモチベーションを言語化したのが上の文章ですので。

というわけで、今後書く内容としては、今までと変わりなく、

・哲学など古典

・政治経済・時事

・「読む」「書く」「聞く」「話す」のノウハウ

・留学関係

あたりが中心になると思います。

長くなりましたが、こんな戯言を最後まで読んでくださった方は誠にありがとうございました。楽しく情報をインプットして、楽しく考えて、楽しく意見を交わすことのできる社会に向けて、頑張りますので、よろしくお願いします!


最後までお読みいただきありがとうございました!記事の更新等はTwitterでお知らせしていますので、よろしければフォローお願いします!→ @academicocktail

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