【進路に悩む人へ】「国際協力を仕事にしない」という選択肢

こんにちは!「凡さんす」(@academicocktail)と申します!国際協力に興味がありながら、国際協力を仕事にしないことに決めた大学生です。

いわゆる「国際協力」に興味があるという10代・20代の方は少なくありません。

・貧困をなくしたい。

・戦争をなくしたい。

・誰もが幸せになれる社会を。

そのように考えて、実際に行動を起こしている方は、ぜひそのまま突き進んでいっていただきたいと思います。

一方で、

他に就きたい職業があるけど、国際問題を放置して自分の就きたい仕事に就くべきではない気がするから、国際協力を仕事にした方がいいかなと考えている。

という方は、ちょっと待ってください。

以下で、「やりたいこと」と「国際協力」の間で悩んでいる方に向けて、「必ずしも国際協力を仕事にすることにこだわらなくてもいい」という内容のメッセージを書きました。

記事は、2分ほどで読み終わりますので、お付き合いいただければ幸いです。

※以下、インターネット資料はいずれも2018年12月5日最終閲覧

結論:他にやりたい仕事があるなら、それを優先していい

国際協力の専門家として働く(NGO/NPO、JICA、国連など)ことを否定するつもりはもちろんありません。

むしろ、そうした職業に就いて課題に向き合っていらっしゃる方々、あるいはそれを目指して日々努力している方々のことは、本当に尊敬しています。

しかしながら、「他にやりたい仕事がある」のであれば、別にそっちを優先すればいいのではないかと。

というのも、貧困対策にせよ環境破壊対策にせよ、多くの人が「国際問題」と呼んでいる課題には、職業に関係なくアプローチできるからです。

この点について、もう少し具体的に説明します。

が、その前に。

そもそも「国際協力」って何?

ここまで、「国際協力」という言葉を定義せずに話を進めてきましたが、そもそも「国際協力」とは何を指すのでしょうか。

人によって定義は違うと思いますが、とりあえず、ある程度妥当であろうJICAの見解を貼っておきます。

……国際社会全体の平和と安定、発展のために、開発途上国・地域の人々を支援することが、国際協力です。世界中のすべての人々がより良く生きられる未来を目指し、人類共通の課題に取り組むことが今、求められています。

出典:国際協力とは | 国際協力・ODAについて – JICA

少しぶっきらぼうに要約すれば、

一見自分と関係なさそうな国々の人々を支援することで、人類共通の利益に貢献すること。

ですね。

以上を踏まえて、「国際協力師にならなくても、国際協力はできる」という点について説明を行います。

国際協力師にならなくても、国際協力はできる。

前節での「国際協力」の定義を踏まえると、いわゆる「国際協力師」(JICA、NGO/NPO、国連など)にならなくても、国際協力はできることがわかります。

次の2点に分解して説明しますね。

・職業生活:どのような仕事に就いても、国際協力はできる

・日常生活:仕事に関係ないところでも、国際協力はできる

職業生活:どのような仕事に就いても、国際協力はできる

私は2018年6月から某NGOでインターンシップをさせていただいており、その繋がりで国際協力系のイベントにも何度か参加しています。

そこには、必ずしもNGO/NPOの職員だけでなく、民間のビジネスパーソン、大学教授、中学校・高校の先生など、様々な人々が集まります。

例えば、大学の先生で、自分のゼミの学生を海外ボランティアに派遣する手配をされている方がいらっしゃいました。

ほかには、バリバリのサラリーマンでありながらも空き時間にNGOの事務所を訪れ、自らのマーケティングの経験を生かしてイベント運営のアドバイスを行っている方もいらっしゃいます。

様々な武器を持つ人が、それぞれの持ち場で、自分ができる国際協力を推し進めているのです。

日常生活:仕事に関係ないところでも、国際協力はできる

職業の問題を別にしても、どんな人間でも、日常で国際協力に関わることはできます。

一番わかりやすいのは、資源の節約です。

例えば、「肉食を減らして、可能な限り豆腐を食べるようにする」などの小さな行動も、その一つです。

(参考:肉を食べると環境を汚染する?肉食と環境の関係

「肉が大好きで減らしたくない」という方は、別の面で協力すればOKです。

ペットボトルを買わないようにしてもいいですし、の代わりに徒歩や電車で移動する機会を増やしてみてもいいですね。

あるいは、ダイエットでお菓子の買う量が減らしたなら、そのお金を少し難民支援の寄付に回すのもありかも。

一般的な話として、途上国で起きている問題の中には、私たち先進国の人々が消費を抑えれば改善できるものが少なくありません。

ですので、

普段から少し国際協力を意識した生活を送る

これだけで、誰にでも今からでも国際協力はできるのです。

余談(?):管理人「凡さんす」の個人的な話

この記事でお伝えしたい内容は以上なのですが、話の具体性に欠けるので、私自身の話もさせていただけると。

私は、現在大学4年生であり、来年からイギリスの大学院に進むことは決まっていますが、修士号を取得した後の進路はまだ決まっていません。

ずっと、NGO職員になって紛争解決・平和構築に取り組むか、研究者(大学の先生)になるかの二択で悩んでいました。

そのように悩んでいた大きな理由は、

「大学で研究している時間が楽しいが、現在世界で起きている問題を放置して研究室に閉じこもるべきではないのではないか?」

と考えていたことです。

しかし、最近はほとんど研究者コースで落ち着きました(また変わるかもしれませんが)。

国際協力の現場で働くことを職業にしないことを選択したのは、記事でお伝えした通りであり、自分の好きなことをしながらでも国際協力はできるからです。

そして、実際に、論文の読み書きを主軸に生活しながらも、自分にできることを行っています。

例えば

・コンビニの袋を断る。

・なるべく肉を食べないようにする。

・論文を印刷せずに画面上で読むようにする。

・以上のような行為をSNSやブログで発信して、国際協力を頭の片隅に置きながら生活する人を増やす。

などなど…

自分が嫌にならない範囲で実行していますが、少しずつ「嫌にならない範囲」が広くなっているのを感じます。

現在の状況では、「微力of微力」といった感じですが、このように、進路選択については自分の効用の最大化だけを考えつつ、国際協力を行うことは可能なのです。

まとめ

今回は、「国際協力師にならないという選択肢」というテーマで記事を書きました!

「やりたいこと」と「国際協力」の間で悩んでいる方にとってヒントになっていれば幸いです。

Twitterでは、(メインのネタではありませんが)「国際協力を仕事にしていない人視点からの国際協力」について積極的に発信していますので、この記事が「役に立った」「面白かった」と感じた方は、フォロー推奨です → @academicocktail

※アイキャッチ画像は United Nations (Public domain)

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