【お笑いで学ぶ「性差別」】デート中、怖いお兄さんに絡まれたら?【東京03】

こんにちは!

「凡さんす」(@academicocktail)と申します。

突然ですが、

「デート中に怖い人(ヤ◯ザとかヤンキーとか)に絡まれたとき」

どうしますか?

あるいは、

「デートの相手が怖い人に絡んでしまって、ゴタゴタになってしまったとき」

どうしますか?

実際に私にそういう経験があるということではありません。

ではなんでわざわざこの話を出したかというと、とあるお笑いのネタを見ていて、「ちょっとこれジェンダー的な問題をはらんでいるな」と感じたので、少しだけ真面目に考えてみました。

3分ほどで読める文章にまとめましたので、よかったらお付き合いください。

あらかじめ断っておきますが、この記事はほぼ私の主観で構成されていますので、途中で断定的な表現があっても、(と、凡さんすは思っている)という形で脳内補完しつつお読みいただけたら幸いです。

問題:デート中に怖い人に絡まれた(あるいは絡んでしまった)らどうするべきなのか?

「デート中に怖い人に絡まれた。どうしよう?」

あるいは、

「デートの相手が怖い人に絡んでしまい厄介な状況になった。どうしよう?」

このあたりのことを考えていきますが、シチュエーションを具体的にイメージしていただきたいので、余裕のある方はこちらの動画をご覧ください。

お笑いトリオ東京03の「初デート」というコントです。

簡単に説明すると、

男女がデートをしていたら、ヤクザ風の人が隣の席で大声で電話していた。

→あまりにもうるさいので、女性の方が「うるさい!」とヤクザ風の人を怒鳴りつけてしまった。

→運良く場は収まったものの、「暴力沙汰になっていたかもしれない。そうなっていたら危なかったのは男の自分だ」と、男性が女性をしかりつける。

というお話です。

それでは、どうぞ(見ていただきたい部分に開始位置を設定しています。だいたい4:00過ぎくらいまで見ていただけると↓)。

あくまでお笑いのネタではあるとはいえ、日常でも十分起こりうる状況です。

暴力沙汰はなんだかんだ男性の仕事とされがちなので、女性が仕掛けたケンカであっても、男性が責任を持つ方向性に至ることは十分考えられます。

さて、状況をイメージしていただけたところで、

「デート中、こんな風に怖い人とトラブルになりかけたら、どう対処するべきなのか?」

という問題について、少し深掘りします。

このようなシチュエーションの根本には、次のようなジェンダー問題(性差別)があると思うんです。

女性は、デート中に周囲にうるさい人がいて迷惑な時でも、自分で「うるさい!」とは言わずに男性に決定権を委ねることが求められている。

こういった形で、女性に対する権利の抑圧が生じてます。。

一方で、この裏には男性に対する次のような責任の押し付けもあります。

男性は、デートの相手である女性がふっかけたケンカであっても、自分が表立って対処しなければならない。

これは、性差が男女両方に不利を強いている状況ですので、改善される必要がありますね。

男性は女性に比べてケンカが強いから、女性を守らなければならない??

さて、はじめに紹介したコントのようなシチュエーションでは、次のような表裏一体のジェンダー問題が生じていることがわかりました。

女性は、デート中に周囲にうるさい人がいて迷惑な時でも、自分で「うるさい!」とは言わずに男性に決定権を委ねることが求められている(権利の抑圧)

男性は、デートの相手である女性がふっかけたケンカであっても、自分が表立って対処しなければならない(責任の押し付け)

どうして、このような差別が生じてしまうのでしょうか?

パッと思いつく回答は、

「男性は女性に比べてケンカが強いから、女性を守らなければならない」

というものです。

しかし、このような回答は、必ずしも筋が通りません。

【かんがえてみよう】強い男と弱い男のコンビだったら?

上のコントでは、

「男性と女性で行動していて、暴力沙汰のリスクが生じた状況」

が表現されていました。

では、異性同士ではなく、同性同士で行動していた場合に置き換えて考えてみましょう。

たとえば、

「ケンカがとても弱い男性と、とても強い男性が二人で歩いていて、弱い男が怖い人に喧嘩を売ってしまった時、口論や殴り合いになったらどっちが引き受けるべきなのか?」

という質問だと、どうなりますか?

この場合も、

・弱い男性は、迷惑な人に抗議してはいけない。

・強い男性は、弱い男性を守らなければならない(口論や暴力沙汰になっても、弱い男性は傍観者でいていい)

という価値観が成立するでしょうか?

おそらく、そうはならないかなと思います。(ふたりの強弱の程度にもよりますが)。

つまり、

性差というものを取り払った場合、力の強弱によって役割分担は生じない

のです。

【結論】デート中に怖い人とトラブルになったら、一緒に対処しよう。

ここまで考えると、

女性は、デート中に周囲にうるさい人がいて迷惑な時でも、自分で「うるさい!」とは言わずに男性に決定権を委ねることが求められている。

男性は、デートの相手である女性がふっかけたケンカであっても、自分が表立って対処しなければならない。

という捉え方は、生物学的な特徴に基づく合理的なものではなく、つくられた男性像と女性像に基づいた、性差別的な分担であるといえます。

よって、男女の平等を目指すのであれば、

・女性であっても、迷惑な人に向かって「うるさい!」という自由はある。

・トラブルに巻き込まれた時は、男性だけではなく女性も協力して対処するべし。

です。

もちろん、「殴り合いになったら女性も拳を使え」ということではありません。

そうではなくて、警察に電話するとか、周囲に助けを求めるとか、できることはいろいろあるはずです。

とにかく、

・女性から、問題に対してクレームをつける権利が奪われていて、

・男性には、トラブルを引き受ける責任が一挙に押し付けられている。

という状態は、男女平等の観点からするとよろしくないので、権利を平等に持った上で、共同して責任を負うべきだということです。

おわりに

今回は、

「デート中、怖い人に絡まれた時に露呈する性差別」

というテーマで、お笑いのネタをヒントにお話を進めました。

もっとも、この記事に書いたことはあくまで机上の空論であり、実際こんな場面に遭遇した時に、ココに書いた通りの行動が取れるかは別です(笑)

また、最初に書いた通り、私の主観で8割構成されていますので、異論はもちろん受け付けます。

いずれにせよ、このように、お笑いのネタを鑑賞しながらでも、社会問題について考えを深めることはできます。

「勉強」とは、大学に進学したり大学を卒業するために何かを暗記するだけものもではありません。

日常で目にしたり耳にする事柄を右から左に流さず、「立ち止まって考える」ように意識することで、何もかもが教材になります。

私ももちろんまだまだ知らないことだらけですので、一緒に頑張りましょうヽ(´▽`)/


最後までお読みいただきありがとうございました!記事の更新等はTwitterでお知らせしていますので、この記事が「役に立った」「面白かった」と思う方は、フォローお願いします!→ @academicocktail


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